お茶の注ぎ方(わまし注ぎの方法)

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複数の茶碗に注ぐときの味を均一にする注ぎ方

おいしく抽出したお茶を複数の茶碗に注ぐとき、なるべく味の濃さが均一にならなければいけません。

3つの茶碗にお茶を注ぐと想定します。


AとBどちらの注ぎ方が正しいと思います?

答えは「B」です。その理由を説明いたします。


1番の茶碗から3番の茶碗に順番にお茶を注いでいくと3番のお茶が薄くなります。


ここで1番の茶碗に戻ってしまうと3番の茶碗は常に薄いお茶が注がれる事になってしまいます。


なのでなるべく味の濃さを均一にするために最後の茶碗(3番の茶碗)にお茶を注いだら3番の茶碗にもうひと注ぎし折り返して2番の茶碗、次に1番の茶碗へと戻ります。


と言う事で答えは「B」の折り返してまわし注ぎするとなります。1番の茶碗まで戻っても急須にお茶が残っている場合はまた折り返して2番の茶碗、3番の茶碗へと注いでいきます。


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